小学校高学年の男の子と、 つい先ほども1か月半ぶりくらいにプールのレッスンを終えました。
とにかく身体の使い方がぶきっちょさんな彼。
幼稚園の年長さんからのお付き合いだったと思います。
腕をぐるぐると回すのも、カクカクとどこかに引っかかるような印象で回していたほどでした。
ボディイメージ全般が弱かったので、この他にも仰向けで浮かぶとか、水中で足を動かすとか…とにかく彼にとってプールは壁の連続だったのではないかな?と思うほどです。
プールを嫌がっていた時期もあった気がします。
それでも真面目で、やり遂げたいという思いも並行して持ち続けてきた彼は、昨年の5月頃に背泳ぎで25メートル泳げるようになり、年明けにはクロールで25メートル泳げるようになりました。
まだまだぶきっちょさんの名残はありますが、かなりボディイメージも出来てきてこちらのがお手本をやるとそれに沿ったイメージを持ちながら体を動かせるようになってきました。
コロナのこともあり、レッスンが途切れ途切れになることもありますが、それでも今日は1か月半ぶりのプールでしたが、バタ足、背泳ぎ、クロールとを泳ぎ、合計で400メートルを小一時間で泳ぎ切りました。
「できた~、久しぶりだけどできたよ」
本人がはにかみながら見せてくれた笑顔が印象的でした。
まだお休み中の教え子もいますが、彼らが戻ってきたら、彼らが夢中になって取り組めて、終わったときにはホッと笑顔になれるような準備をして待っていたいと思います。
具体的に道具を用意するときもありますが、プールのレッスンの準備というのは、その子の前回にあったときのことを思い返して、その子のキャラクターを思い描いて、どんな感じで到着するのかいくつかのパターンを考えて…
と頭の中でシミュレーションをいろいろとする、という準備が大半を占めます。
どうしても想定外の状況は起こることがありますが、それでもこういう準備をすることで多少のことはその場で対処して、レッスンとして時間を過ごすことが可能です。
こういうことを通して「レッスンだけどホッとする」につながる時間を提供していきたいです。
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