プールに通ってきています。
彼女の特性として、変化とか変更とかが苦手です。
それでも小さい頃は時間感覚や数を数えるという事が難しくて、作業量や作業時間という事に関して、「言われるがまま」という感じがありました。
それが少しずつ成長と共に感覚が身に着いてきて、自分の思っている料や時間と違うとぶつぶつと文句を言うようになってきましたw
僕としてはこれがとっても愛らしく感じる瞬間です。
「いや!」(実際には彼女は言葉が殆どでないので、「いや!」っぽい声)
「そんなこと言わないでさ、もう少しやろうよ」
こういうやり取りを多少して、「駄々をこねながらも出来た」という体験にして返していくことを重ねてきました。
「変化とか変更とかが苦手」と書きました。
確かに特性なんですが、よくよく観察していると「自分に都合のいい変化や変更はOK」なんですよねw
支援中のあるある、かもしれません。
もちろん、見通しを持ちやすくするために事前告知をはじめとする準備はしてからやりとりをするんです。
それでもスッと通るもの、通らないものがあります。
そうすると「確かに変化や変更は苦手かもしれないけれど、全くの無理難題ではない」ということになるので、そこに僕は切り込みたくなります^^;
性分でしょうね。
時間はかかるかもしれないけれど、「こういうこともある」「こうなっていく」という長期的な見通しも含めて彼女には伝えていきたいと思います。
もちろん、こういうことを通して彼女のご家族にも同様に伝えられるものがあれば、と思います。
いわゆる特性というものを、ぐるんぱに通ってきている子どもたちの多くが持っているのは事実です。
その中で、不思議に思う方もいるかもしれませんが、一貫性が無いように見えたり、矛盾があるように見えたりすることもあるかもしれません。
そういう矛盾のようなところこそ、柔らかに切り込んで「あれが出来るんだからこっちもやってみようよ」という風にして子どもたちと関係を重ねています。
職業支援者だからこそできることだと思われるかもしれません。
でも、そうなんです。
僕は職業支援者としてぐるんぱの子どもたちとは関わっていますから。
ご家庭でやりにくいことこそやりたいとも思っていますし。
もちろん僕も我が子にはこんな風にはいかないです。
イラっとすることもありますよw
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