長所だと思うなら垂れ流しにしないこと

自分の良さなら、壊れた蛇口みたいに垂れ流していてもダメだと思うんです。

意識的にでも無意識的にでも、水量を調節出来てこその長所です。

垂れ流しにしているものも含めて「自分」ではありますが。

「上手に出来る」からと言って長所とは限らないんです。

「よく切れるハサミ」も使い方あってこそです。
力加減や用途を違えれば使えないガラクタですし、危うさだって持ち得ます。

自分らしくいることは大切だけど、無自覚に良いも悪いも垂れ流しにしていると、「選択」が出来なくなってしまうのだと思います。
そのうちに自分の手元を離れてしまって、コントロール出来なくなって、大騒ぎする羽目になります。

気を張り続けて、注意を払う必要もないけれど、選択出来るくらいには自分の状態を気にかけると、生きやすくなる気がします。

逆に言うなら、水量をコントロール出来れば、長所だ、短所だ、と気にせずありのままにいられると思います。