今月から個別の学習を始めることになった小学生のK君。
彼とのやり取りの一幕をご紹介。
今日、途中でお喋りをしていたときに、思わず唸ってしまいました。
彼の思考は、本当に真っ直ぐに先を見ているのだな、と。
K「クラスの○○って子がさ、NARUTOの九尾みたいな生き物は夢があるっていうっちゃん」
永田「Kは、そう思わんの?」
K「全然思わん」
永田「なんで?」
K「だって、現実にないことやん!面白いかもしれないけど、夢とは違うよ。僕がイルカのトレーナーになりたい、って思うのとは違って、自分に繋がらんやん?」
ほー…自分たちの先に繋がるものに夢を持ったり託したりする、その大切さや尊さを彼なりに感じているんでしょうね。
面白いことと夢があることは別物、か。
確かにそうかもしれないです。
「夢がある」と表現して言い回すことはあるかもしれませんが、そう感じるものってやはり自分に繋がるものかもしれませんね。
自分の中に平穏をくれたり、想像力を刺激してくれたりするものの気がします。
面白いアニメなんかでも、「夢がある」と感じるものとそうでないものがあります。
何らかの形で自分に良い刺激をくれるものが「夢がある」んだな、とK君から学びました。
僕の仕事を見て、「大人って夢がある」と子どもたちに思ってもらえているだろうか?
そんなことを考える夜。
0 件のコメント:
コメントを投稿