ちょっと気になる子どもたちの様子も辿っていくと、「不安なんだろうな」というところに行き着くことが多いです。
で、問題は「“何が”不安なんだろう」というところだと思います。
基本的に「分からない」ことがあると人は不安に陥るのだと思います。
例えばプールに初めて来た子どもたちは「ここでどうやって過ごすか分からない」という不安で、それが「泣き」になったり「ソワソワ」になったり「イライラ」になったりするのではないかな?と。
今日はある子ども(女の子)の不安に出会って、いろいろと考えていました。
この子の不安はどこから来ているのだろうか?と。
1つ、お話を聞いている中で、「人の表情が読み取りにくい」というところがあるのでは?というところに気が付きました。
普段のその子の様子、持ってくる話題からして、そういうところがあるのでは?と事前の面談などでは改めて出てくることはなかったのですが、感じているところです。
その子の様子を見ていると人の「顔の表情の変化には気づく」けど、「その顔の表情がどういう心持ちの表われか、がつかみにくい」ようなのです。
そう考えると僕の中でいくつか引っかかっていた出来事が結びつくことが多くて。
しばらくはプールのレッスンの中でのコミュニケーションでこの点に対して働きかけを考えていきたいと思います。
もし本当に表情がつかみにくい、のであればそれは「分からない」の連続になります。
目の前の人が何を考えているのか、どう感じているのか…そういうことが分からない日常。
想像しただけでも不安だし大変だと思います。
一朝一夕では解決できるものではないかもしれません。
それでも「出来ることがあるかもしれない」と思いながらお付き合いを重ねていきたいと思います。
ゆっくりと伴走するように。
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