「ルールを守らないとここでは過ごせないよ」ということを子どもたちへ伝えることがあります。
これは大切なことです。
それこそ昨日書いた記事ではないけれど、誰であれ守らないといけないルールというものが地域社会の中にはあって、守らないと居場所を作ることは叶いません。
ただし、この「ルールを守らないとここでは過ごせないよ」が先行してはいけないんです。
まずは「ルールを守るとここで気持ちよく過ごせるよ」ということを伝えるのが先でないといけません。
ルールを守らないと云々、という縛りを示す前に、ルールを守ることで得られる喜びがあるはずなので、それを伝えるんです。
そして、実際に「ルールを守らないとここでは過ごせないよ」という話をするときでさえ、常に「ルールを守るとここで気持ちよく過ごせるよ」ということを心持ちとして持ちながら伝えないといけません。
でないと楽しさの見通しも立たず、却って、「こんな場所は嫌だ」となって、わざと「この場にいられないように」ルールを破るようなこともし始めるかもしれません。
ルールは縛るためにあるんじゃなくて、伸びやかに過ごすために必要だと思うのです。
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