先日、テレビで将棋の羽生名人が仰っていました。
例えば将棋が強くなるというのは、手数の選択肢を減らしていくことだと話をしていました。
数多くある手の中で勝ちに繋がる手は限られていて、そこに如何にしてたどり着くか、ということは、如何にして選択肢が減らせるかということのようです。
この話、すごく僕は納得しました。
直感のようなことでしょう。
支援の場でも似ているのかな?
「この支援員さんすげーなー」と思う方って、その場での判断とか組み立てが早いんですよね。
考えているというより、感じているというようなスピード感があります。
(Don't think.Feel.というフレーズがつい浮かんでしまいます(笑))
でも、そのスピード感の中でも知識なり経験なりに裏付けされた、的確さが含まれているんですよね。
だから、周りも「すげーな」となるし、「なるほど」と唸るんです。
現場で「あぁしたらいいかな?こうしたらいいかな?」なんて何通りも手立てを並べて考える、なんてことをしていては、間に合いません。
せいぜい「どっちがいいかな?」とか、「『多分』こうだな」というところまで直感的に絞らないといけないんです。
直感的に動けるところを増やしていきたいな。
そして、振り返って支援に理論を紐付けして、自分の支援を確か(正義というよりぶれない芯を作るため)なものにしていきたいです。
それがまた直感というところに返ってくるんです。
そういう循環を自分の中に作りたいものです。
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