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2017年6月19日月曜日

何かが上達するということは、選択肢が減ること

先日、テレビで将棋の羽生名人が仰っていました。

例えば将棋が強くなるというのは、手数の選択肢を減らしていくことだと話をしていました。

数多くある手の中で勝ちに繋がる手は限られていて、そこに如何にしてたどり着くか、ということは、如何にして選択肢が減らせるかということのようです。

この話、すごく僕は納得しました。

直感のようなことでしょう。

支援の場でも似ているのかな?

「この支援員さんすげーなー」と思う方って、その場での判断とか組み立てが早いんですよね。

考えているというより、感じているというようなスピード感があります。
(Don't think.Feel.というフレーズがつい浮かんでしまいます(笑))

でも、そのスピード感の中でも知識なり経験なりに裏付けされた、的確さが含まれているんですよね。

だから、周りも「すげーな」となるし、「なるほど」と唸るんです。

現場で「あぁしたらいいかな?こうしたらいいかな?」なんて何通りも手立てを並べて考える、なんてことをしていては、間に合いません。

せいぜい「どっちがいいかな?」とか、「『多分』こうだな」というところまで直感的に絞らないといけないんです。

直感的に動けるところを増やしていきたいな。
そして、振り返って支援に理論を紐付けして、自分の支援を確か(正義というよりぶれない芯を作るため)なものにしていきたいです。
それがまた直感というところに返ってくるんです。

そういう循環を自分の中に作りたいものです。

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