相槌を上手に打って、子どもたちの言葉や様子に耳と心を傾ければ、子どもたちは自ら語ったり、動いたりし始めることもあります。
そうして子どもたちの主体性に働きかけることだって出来るのです。
一見すると、相槌を打つ側は受け身のように映るかもしれませんが、相槌を打ちながらリードをしていくことだって可能なんです。
だから相槌1つを取ってみても、「なんでこの言葉で相槌を打つのか」「なんでこのトーンで相槌を打つのか」「この相槌で何を目指すのか」そんなことを考えていくことが必要なんです。
日常的にそういうことを考えると大変じゃん!と思うかもしれません。
でも「支援」「仕事」ということを思えば、意図を持って相槌もしなくてはいけません。
いろんな事情が絡みながら時間は流れていくから、ついつい「雑」な相槌になることもあるかもしれません。
それが悪いことではないけれど、職業的に人と接するのなら「雑」が常態化するのはよろしくありません。
その時、「雑」になってしまったとしても、別の場面でじっくり向き合うことをしていくことは必要でしょう。
相槌だって、こちらの「相手との向き合い方」を示した発信だ、ってことです。
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