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2016年7月3日日曜日

支援の一歩目は言葉選びから

厳密な言葉を使えば使うほど、解釈の余地というか幅はどんどんと削ぎ落されて、相手の想像力の及ぶ範囲を奪っていくということを知らなくてはいけません。

全く同じものを目指す、と言う場合でも、使い方や使いどころを間違えてしまうと、不自由さばかり残ってしまいます。

反対にぼかすような曖昧な表現、結構多いのが指示代名詞「あれ」とか「それ」が言葉の中に増えて「分かってくれるだろう」というところに乗っかってしまうと、それぞれに解釈をするものだから足並みが乱れる、誤解が生じるということになりかねません。

目指すものそのものが曖昧になってしまう事さえあります。


子どもや保護者、その他関係する人たち…今自分がどういう立場で、どういう人と、どんな話をしていて、何を目指しているのか…それを整理して話をしたり聞いたりする必要があります。



言葉を選ぶというのは、自分の頭の中にあるイメージや展開を相手にも同じものを描いてもらえるような言葉を選んでこそ。


それが支援の一歩目。


その後に実際的なサポートがあります。

する側だけでなく、このサポートがどこに向かうかを受ける側も分かりながら受けないと効果は半減してしまいます。
そんなの勿体ない、そう思います。



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