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2016年7月9日土曜日

共感は客観的にするもの。共感のし過ぎは依存に等しい。

言うまでもなく、相手のことを理解していくことはとても大切です。

殊更、僕の場合、相手の気持ちを理解していきたいと思いながら、仕事をすることを心掛けています。
僕に限らず、こういう人は多いと思います。

そこで気を付けたいのがあまりにも「相手のことを理解したいという気持ちが強くなり過ぎる」ことです。

共感し過ぎるというか…

相手の体験した辛さや苦しさに共感しつつも、嬉しさや喜びに共感しつつも、そこに飲み込まれない、巻き込まれない程度の距離感は保っていかなくてはなりません。

これは仕事してだけでなく、人付き合い全般に言えることだと思います。

家族であろうが、友人であろうが、師弟関係であろうが、です。

共感するって、何て言うか…相手と自分との境界を曖昧にしていくようなイメージなんですよね、僕の中では。

ある意味相手の体験した感情を自分のことのように受容していく必要があります。

でも、そのあいまいにする作業が行き過ぎて、混同させるところまで行くと、客観的に相手を見ることが出来なくなって、共感しているつもりがいつの間にか、同じことを疑似体験したような状態にまで近づいてしまうことがあると思うのです。

そうでなくて、共感と言うのはあくまで客観的に進めていくべきだというのが僕の持論です。

そうして必要に応じて、相手と自分の立場を、自分の意思で以て行き来するというか…

言葉で言うと、「そうだよね」「そうなんだ」「そうかぁ」「わかる、わかる」…こんな風に意識的に使い分けるくらいに距離感を保っておかなくては共感は出来ないと思います。

共感しすぎると、視野が狭くなる感じですかね?
虫眼鏡で見たような。
全体が見えなくなっていて、その相手の発信している一点にばかり視線が向いてしまうんです。
同じことで同じように困ったり、喜んだり、一喜一憂する羽目になるんです。


距離感を間違えて「相手のことを理解したい」というのは、言い換えるなら依存状態に近いかもしれません。

そうならない程度の距離感で相手の声に耳を傾けていくようにしたいと、思っています。



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