きめ細かさを欠くと、対象児者やその家族らが孤立に向かってしまいます。
支援が粗いと「クレーム」みたいなのはあるかもしれません。
でも、それは支援を受けるための本来の要望とも困り感とも違います。
そこには「やり取り」があるようですが、実は無いに等しいのです。
粗い支援が続くとどうなるか?
相手は諦め始めてしまいます。
そうやって上手に甘えることを忘れていってしまいます。
きめ細かい支援が出来ていると、コミュニケーションも円滑になり、いろんな話が出来るようになります。
そういうところに支援を継続していくための、困り感を解消するための、あるいは「実はこういうことで困っています」が引き出すためのヒントがあるのです。
そうやって人と繋がり感を持っていくことの大切さをお互いに体験していくのです。
支援の本質は自立と自律を目指すことにあります。
でも、それは「自分で立てよ」と突き放すことではありません。
自立や自律は「なんでも自分でしなくてはいけない」ではありません。
自分で出来ることは自分でして、分からない、困ったときには上手に甘えて「ここを教えて」「ここを手伝って」と言えるようになることが大切です。
そのために、必要な時に大いに上手に甘えて自己肯定感を育んでおく必要があるのです。
その自己肯定感を育むために必要なのが、きめ細かさ。
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