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2017年9月20日水曜日

実際的な避難訓練をしてみる必要性

先日の放課後等デイサービスえるそるむなかたでの報告に引き続き、今日はCoCokaraひのさとにて朝倉へ絵本を届けてきた件について報告をさせてもらいました。
経緯、様子を中心に話をして、その後参加者で議論をする、という形でした。

僕の報告の着地点について。

「実際的な避難訓練をしてみる必要性を感じている」

これが僕なりの着地点。

非常ベルが鳴る。
机の下に隠れる。
安全な場所へ移動する。
消火器の使い方を学ぶ。

この辺りは割りと知られている避難訓練だと思います。
これはこれで必要です。

ただ、今日の僕の話の中では、また別の切り込み方をさせて貰いました。
先日のえるそるむなかたでの企画で叩き上げてもらったところも大きいのですが。

例えば…

非常食を食べてみる。
電気を使わずに生活してみる。
布団やベッドではなく、床に雑魚寝をしたり、寝袋で寝てみたりする。

避難するまでではなく、避難してからのことを訓練することも大切なのでは?という話です。

特に僕は特性ある子どもたちに関わる仕事をしていますから、その視点は欠かせませんでした。

偏食やこだわりも強い子もいます。
そういう子らが避難生活をしていくことが大変になるのは想像に容易いです。

いえ、むしろ子どもも大人もみんな大変なんです。

そういうときに備えて、経験を作っておくことはとても意味のあることだと僕は思います。

非常時、いざというとき、出来ることといったら日頃からしていることです。
特別なことをしようと思ってもなかなか出来ないものです。

実際的な避難訓練を体験して、経験を作る事が出来ると良いですね。

家庭でも出来ることはあると思います。
コミュニティ、事業所で出来ることもあると思います。

そういう話をしました。

そこで早速、話題に上がったのが、CoCokaraひのさとで一泊してみる、という企画です。
直に形に出来ると思います。

あと復興ということを考えるときには如何にして地元愛、郷土愛を育めるかが鍵だと思います。
「被災してもなお、この地で暮らしたい」と思えるような郷土愛が復興の原動力になります。
それが無ければ人は離れ、過疎化してしまいます。

地元を知り、地元を愛し、実際的な避難訓練をする。
これが大切。

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