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2017年9月15日金曜日

2つの狙いを込めて

最近どこかトゲトゲしい五年生男の子。
一緒にプールをしています。

このトゲトゲしい感じをプールでのやり取りを通して緩和出来ないかなぁ、と思っていました。

改めて話すと説教臭くなる気がしたので。

今日はちょっとした試みをしてみました。

クロールの練習時にどうしても背筋や肩周りの動きが固くなる癖のある子です。
その辺を利用してみようと。

永田「背中とか肩の辺りの動きが固いんよねぇ」

男の子「何でかねぇ」

永田(よし、乗ってきた!)「それはね、顔に力が入っているからよ。顔に力が入ると首が固くなるやろ?首が固くなると肩が動かしにくくなるやろ?」

男の子「あぁね」

永田「やけん、ここをほぐしてあげるとよ」

頬をマッサージ。

男の子「ふーん、なんか気持ちいいね」

(泳ぎ以外にも効果があればいいなぁ)

クロールを泳ぐ。

男の子「あ、なんか動かしやすい気がする」

可愛いでしょ(笑)
でも、実際に動きがスムーズになっていました。

その後のコミュニケーションにも面白いことが見られました。

お喋りに間が出来たり、口調も柔和になったりし始めました。

動きと気持ちと両方をほぐす。
スキンシップの機会というのもいろんな作り方がある、再確認出来ました。

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