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2016年5月22日日曜日

知らんぷりにならない技術

前回の記事で、距離感の話を挨拶の話と絡めて書きましたが、どうやら不審者対策として挨拶をしない、という考え方もあるようです。

これは難しいですね。

知らない人と声を交わさない、という学校側の方針と、子どもを見守りたいという地域のギャップ。


確かにこのご時世、そういう学校の考え方も分からないではないです。
まぁ、寂しさを感じるし、僕個人としては、地域の人と日常的にあいさつ程度でも交わすことで、日常なのか、非日常が迫ってきているのかの一つの目安になったり、肌で感じることのできる場面を生み出せると思ったりもしますが…

でも、学校側の方針として、前述したようなことがあるのなら、大人としての役割は考えなくてはいけないと思います。

大人の作った社会と、大人の作ったルールと、大人の想いと…いろんなものに板挟みになる子どもの負担を減らすためにはどうしたら良いのか…

ある方とお話をしていた時の言葉を借りて。

「見ていないようで見ている」をすることだと思います。

「見て見ぬふり」の逆ですね。

でも、これは一種、技術が必要です。

知らんぷりにならない技術が。

声を交わさないにしろ、ちゃんと見守っているよ、ということは子どもにメッセージとして届けなければならないのですから。

声を掛けなくても、日常を見守り、違和感を覚えた時には手を差し伸べられるような技術がひつようなんです。


そういうことが今の地域の大人には求められているのかもしれないですね。

僕なんか、不器用でそんなこと直ぐには出来ないから、今まで通り声かけちゃうんですけどね。
だから、以前記事で書いたことがある気がしますが、返事を求めるのではなく、「ここにあなたを見守っている大人がいるからね」というメッセージとしての挨拶をしていきたいと思います。

きれいごとを言う訳じゃないけれど、大人としての役割を考え続けなくてはいけないのだと思います。

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