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2016年5月31日火曜日

子どもの「困った!」を前向きに引き出せるか

「困った」があって初めて本当に考え始めるものです。
どうすればいいのか?と。

でも、周りの環境によっては「困った」が委縮してしまうことがあるんですよね。



「困った」→「怒られる」

という構図が頭の中に根を下ろすと、「困った」ときに健全に考え出すのではなく、ごまかすようになってしまいます。

つまり解決に向けて思考を働かせることが出来なくなるのです。
困っている状況を隠すということに走り出します。


怒られたくないから。


「困った」=「いけないことをした」と思い込んでしまうようになっているんだと思います。


道に迷った、という「困った」は悪いことでしょうか?
ものを壊してしまって「困った」という時、全てが悪いとは言い切れませんよね?

そういう時にはそれぞれ健全に考えを巡らせなくてはいけません。

道に迷ったなら人に聞く。
道に迷うことが悪いことではないのですから。

ものを壊してしまった時には、その後にどうすればいいのか聞く。
どうして壊れてしまったのか話す必要はあると思います。
壊れたのが時間的なものだったり、不可抗力と言う事だってあるのですから。
その上で、考える機会を生み出すべきだと思います。


子どもが納得できるように話をしなくてはいけないし、子どもから言い分というか、状況を含め話を聞く余地を与えなくてはいけません。


それが不十分だと
「説明しても分かってもらえない」→「なら隠せ」
「怒られたくない」→「ごまかさないと」

と不健全な思考に走って、いつまで経っても自己解決能力が培われない、と言う話になってしまいます。

気が付いたら「あの子はずるい」「あの子はやんちゃ」「困った子」とレッテルを張られて、結局は子ども自身が生きづらくなってしまいかねません。


「困った」は誰にでもあります。
わざと「困った」を生み出す必要もありませんが(それはイジワルですよね)、すべての「困った」を排除して温室の中で子どもの成長を見守る、というようなことはしたくはありません。

出会う人すべてに「この子を困らせないように」なんてしていたら、つまらないでしょう?
本当の人の良さ、に触れないままになってしまいます。

支援者として、という以前に僕自身も一人の子の親として、忘れたくないことだと思っています。



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