端から「出来ないならしなくていいよ」「したくないなら無理しなくていいよ」っていうのは、支援と言えるのか僕は疑問を持っています。
「どうやったらできるかな?」と考えたり、「どこまでだったら出来るかな?」と考えたり、あるいは「ブツブツ言いながらでもできたらいいよね」という働きかけがある方が、長い目で見た時にその子、その人のためには良い気しています。
そして、そういう関わりの方が人間らしくないですか?
ご機嫌を損ねないように、腫れ物に触るようにしたり、危険物注意!みたいになるのは、寂しいと思います。
もちろん、一足飛びにいきなりはできないことだってあります。
そういうものの為に、段取りを考えたり、順序立てて体験をさせて上げたり…そういうのが支援だと思っています。
特別扱いをして、「何事もないように」だけでは支援とは言えないと思います。
その子、その人に合わせて、「こういうことを目指せたらいいよね」というのがあると思います。
それに向かうのが支援だと思います。
本人と家族、周囲の関係が深まるか、否か…僕はそれを基準に手だてを考えていきたいと思っています。
特別扱いをして、どこかに寂しさを抱えさせるのは支援ではないと思います。
今日は、ちょっとそんなことを考えた一日。
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