数字を理解すること、お金を理解すること、買い物すること、それぞれ全く違う要素です。
そして、それぞれを理解しないと本当に地域の中で買い物をするということはなかなか難しいです。
全部は書ききれないけれど、例えば。
0~9という数字とそれらを使った数の概念。
この概念が育たないと、自分の身の丈にあったものを選別出来ません。
お金は、今現在は1円玉、5円玉、10円玉、50円玉、100円玉、500円玉、1000円札、(2000円札)、5000円札、10000円札があります。
それらを必要に応じて、手に入れるものの価値と交換するわけです。
そう、お金の価値を理解しないといけません。
でないと、無駄使いしてしまったり、オモチャ代わりになってしまったりするわけです。
買い物、ということも。
自販機や対面でも、お金を渡して物を受け取るということを理解しないといけませんし、お釣りということもあります。
やり取りがここで発生します。
いろんなやり方はあると思います。
よく知った仲なら、買い物をしてもレジで物を見せ、お財布から店員さんに必要なお金を取って貰うというやり方だってあるのですが。
それだけでは地域で自立していく、ということにはなかなか結び付きません。
だから、買い物1つにしても、どんな要素が含まれていて、その子、その人がどの要素の練習が必要なのか見極めないといけないわけです。
買い物に限らず。
当たり前に出来ている、している事の要素を考えていくことこそ療育の入口だと思うのです。
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