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2016年10月28日金曜日

言葉として説明できる観察をしていくのが仕事

息子が指差しを(理解というにはまだ早い)始めたようです。

絵本を読み聞かせている時に、絵や文字、注目してほしい場所を指さししていたら、指の後を目で追って、ちゃんと見るべきところを見て、笑ってくれています。

息子の方でも、興味のあるものに向かって手を伸ばしてみたり、叩いたりしてみたりすることが増えてきて、それを僕なんかが手に取ったり「これ?」と聞くと喜びます。


離れたものを指さして注目できるようになるのはもう少し先かな?

でも一つずつ、彼のペースで出来ることが増えてきているようです。
この姿もまた、僕のエネルギーになります。



さて、この指さし。
コミュニケーションの際には多用しますよね。

息子の場合は指から離れたところをとらえることはできません。
でも、僕らは「ほら、あそこの」とかなり遠くのものを指さしながらコミュニケーションを進めることができています。
(すぐに伝わらなくても、伝えよう、理解しようと努力できます)


目の前の人がどのくらい自分から離れたものなどを捉えることが出来るのかを観察するのも支援では大切だと思います。


再三書いてきていますが、支援といいつつもどこか人付き合いの延長線上にある部分で、日ごろのやり取りでは、意識せずとも「この人は、このくらいまで伝わる」ということを感覚的に把握できていると思います。

でも、それだけでなくて、言葉で「このくらいのものまで捉えられます」と第三者に説明できるように捉えていくのが仕事だと思います。
距離とか指さしの話だけでなく。


そして、そうすることで他の人が支援に入った時にも対応出来たり、関係性を築く助けになったりするのです。

完全に均一化された支援というのはほぼ不可能です。
やはり支援者と対象者の関係性というものがありますから。
その関係性を築くのに言葉に落とせるような観察の仕方が必要なんです。
人が変わって、多少やり方が変わっても、「その人の像」の捉え方さえ擦り合せできれば、落ち着いた生活のためのサポート体制というのは作りやすくなると思います。




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