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2017年7月30日日曜日

電話の「もしもし」、診察の「もしもし」

言葉の少ない子どもたちの言動となると、様子を見ていてハッキリと意味や意図の分かるものもあれば、なかなか分かりにくいものもあります。

その、「なかなか分かりにくい」時には、大人の解釈が求められます。

そういう時のコミュニケーションの在り方が子どもの成長に関わることを知っていなければならないと思います。

障がい、ということに限らず、乳幼児期の子どもたち、というところも含んだ話です。

最近、うちの息子は体調を崩すことが多く病院に通う機会が多かったです。

診察時、先生から「はーい、お腹もしもしするよ」と言われて聴診器をお腹に当てられていました。

この「もしもし」が彼の中で面白い広がりを見せていました。

テーブルに置いていたケータイを手に取り、お腹に当てたのです。

こういう場面で「は?何やっとると?あはは」で済ませることも出来てしまうと思うのですが、電話の応答時の「もしもし」と、診察時の「もしもし」が彼の中で結び着いたのかな?と思うと、関わりが変わってくると思いませんか?

彼の視点や好きなこと、印象に残っている出来事、もっと言えば世界観に近づけるチャンスだと思うのです。

そこで前向きに広がるように解釈して、結びつけるお手伝いをしてあげると、言葉や物事、人への関心を育めると僕は思っています。

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