今日の記事は完全に僕の主観で捉えた、ある子どもの姿について。
今日も学習とは別の目的で「えるそる むなかた」「いーりす むなかた」への支援に行っていました。
すると、一人の男の子が気になる、と職員さんから報告がありました。
うん、確かになんか気になる。
どことなくピリッとしている感じ。
他の友達にも詰め寄る様子。
うん、いつもと明らかに違います。
さぁ、何が彼をそうさせるのか?
彼の様子をしばらく観察していたら、何がいつもと違うのか見えてきました。
とにかくいろんな子に干渉していました。
彼なりに場のバランスを取ろうと奔走している感じ。
詰め寄るのも彼なりの「正義」があったのかもしれません。
しばらくして、彼が部屋に一人になった瞬間があり、少しお喋りしに行ってみました。
永田「おぅ!夏休みはどう?大変そうやね」
男子「まぁね」(こちらを見もせず)
永田「あなたもここじゃ先輩だから、大変ですなぁ」
男子「?」(こちらを初めて見てきました)
永田「みんなの為に頑張ってますな。ま、ボチボチね」
男子「うん」(少し表情が弛みました)
永田「じゃ!」
男子「それだけ?」
永田「うん、なんか大丈夫そうになったけん。じゃ!」
男子(うっすら笑顔)
リーダーになろうと奔走していたんですね。
彼は「えるそるむなかた」の子どもたちの中でも割と早くから来るようになった子です。
「えるそるむなかた」での2回目の夏休み。
初めて夏休みを「えるそるむなかた」で過ごす子どもたちのために頑張ってくれていたんじゃないかな?
と、僕にはそう見えました。
彼なりの成長の示し方であり、彼なりに見つけた場での役割であり、責任感だったのではないかな?
と、今日はそう見えました。
彼がどんなリーダーシップを見せていくのか見守って、彼の成長に立ち会いたいと思います。
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