ありがたいことに、本当にたくさんの出来事、悩み、愚痴、相談として話を聞く機会に恵まれています。
僕にかぎらず人と直にやり取りをする仕事をしている人たちは、同様ではないでしょうか?
ただ、話を聞く際に気を付けたいことがあります。
それは人の話には「話し手の主観が含まれている」ということです。
支援者として、その一点は外さずに人の話には耳を傾けたいと思います。
そうでないと、最善の道筋には行き着かないです。
偏った聞き方をすると、気付かない選択肢があるということになります。
もちろん話し手にとっては、話していることが「その人の世界」ですから、共感は示していかないといけません。
それでも「その人の世界」に巻き込まれない聞き方をしていくのです。
巻き込まれてしまうと、それが揺さぶりとなって支援者自身が「らしく」いられなくなります。
すべきこと、すべきでないことの判断だって狂ってきます。
例えば構造化なども誰でも一様な支援が出来るようにするための支援の手立てですが、肝心の活用する支援者の方が立場やスタンス、心持ち、芯、などがブレていては、その手立ても生きません。
支援の質を安定的にして、高めていくためには必要な技術。
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