NHKのニュース7。
治療が終わったにも拘わらず退院できずにいる子どもが、昨年までの二年間に少なくとも356人いたそうです。
どういうことか?
虐待の疑いがある子どもが、病院で治療を受けても退院後に家庭には帰せないと判断になった際、施設への預け入れになるわけです。
しかし、児童虐待が急増し、受け入れ出来る施設が不足しているという現状だそうです。
そうすると、治療が終わっても尚、病院で過ごすことになるのです。
病院はあくまで治療を目的とした施設ですから、そういう子どものために、ずっと人員を配置することも出来ません。
人との接触が、どれだけ子どもたちの発達に影響することか。
こういう仕事をしていようが、いまいが想像は容易いはずです。
今の日本が、そういう社会であるということ、忘れてはいけないと思います。
地域差があるとしても、平均して各都道府県7人強という数。
社会不全のしわ寄せが、子どもに向くのは辛い。
(子どもでなくとも、あってはならないことだけど。)
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