極端だし、身近でもないので例に挙げるものとしては適切ではないかもしれませんが。
あの報道を最初に知って思ったこと。
「なぜ?分からん」
でした。
動機は捜査で明らかになるのかもしれません。
恐らく報道もされていくことでしょう。
その中で僕は流れてくる情報(限られてはいるけれど)の中で、容疑者に共感できるポイントを見いだせるのか?ということを考えています。
亡くなった被害者の方の情報はまだ、報道量としては少ないように感じます。
それでも、被害者側、あるいはその遺族の気持ちのほうが共感はしやすい気がします。
本当に極端な話でした。
こんな極端なケースでなくても、子どもたちと関わっていると、身近にトラブルやケンカというものとは結構遭遇します。
その際、絶対的な悪、みたいなものはなかなかないけれど、《大人から見て》「あなたが悪いでしょう」ということは、たまにあります。
その時、(これまた《大人から見た》)被害者(児)がいると、そちらに「辛かったね」「悲しかったね」と共感を示すことは比較的しやすいように思います。
前者の子どもたちには「諭す」「叱責する」ということが多くなって、「共感する」ということは、ついつい忘れがちにならないか、と考えています。
自分の価値観、とそぐわない「悪者(にされる人)」に共感するということはとても難しいものです。
それでも、その「悪者(にされる人)」だって「心」を持っていて、「心」に従って行動をとっているはずです。
たとえ、その行動が衝動的であったとしても、「心」があるはずなのです。
子どもと関わる仕事をしていく以上、目の前の子どもの気持ちには都度寄り添って、考えて、思いを馳せて、共感をしていけるように心がけたいものです。
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