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2016年1月31日日曜日

「そうですね」「そうなんですね」

「そうですね」と相槌を打つのと「そうなんですね」と相槌を打つのでは全然違います。

意識的に使い分けるようにしています。
特に仕事の時には。


視点の話です。

「そうですね」というのは、かなり当事者と近い視点。

「そうなんですね」というのは、外から観察する視点。


良い、悪いの話でなく、言葉の持つニュアンスが全然違うので、意識的に使い分けをすることでより深いコミュニケーションを生み出せるかもしれないという話です。


例えば苦労話の類は共感を求められて「そうですね」と使いがちになります。
苦労をせずに生き続けている人なんてほとんどいませんから、自分の苦労と重なってしまったら尚更です。

自慢話を聞かされていると「そうなんですね」とシラ~と答えていることも多いです。
「あんたの自慢話なんか興味ないよ」と完全に第三者的視点です。


そういう使い分けの経験はあるのではないでしょうか?無意識的にでも。



話を聞く場合、立場を押し付けられないようにしなくてはいけません。
自分で立場を作りあげながら話を聞く必要があります。

「聞く」という作業を受け身にしっぱなしにしてはいけないと思っています。

相槌を使い分けて、自分の立ち位置を明確にしていきます。


話し手と同じ目線で話を聞くのか、客観的に話を聞くのか。


自分がどういう立場で話を聞くべきなのか、それを自分自身で決めなくてはいけないと思うのです。
話し手に決めさせてはいけません。


愚痴の類は「そうですね」なんて聞いていると、相手の話が止まらなくなることもしばしば。
相手は「分かってくれる人」を探している訳ですから、同じ立場だと思わせたら抑えていたものが外れてしまいます。
「それはあなたの話でしょ」と自慢話を聞くのと同じくらいで聞いて、巻き込まれないようにするということが必要な時もあります。

逆にもっと話をさせなくてはいけない相手に「そうなんですね」なんて言ってしまうと「この人に話しても分かってもらえない」という印象を与えかねません。

必要なコミュニケーションを深めるために、意識的に言葉を使い分けることが相手との距離を縮める近道です。


第三者的に冷静に話を聞くことで「この人ならなんとか解決策を考え出してくれるかもしれない」と相手に思わせたり、自分自身も巻き込まれずに話を聞けたりします。

同じ目線で話を聞いて、気づけることもあります。


本当に使い分けが難しいところですが、意識的にしないと上達もしないから。


自分への教訓のために、今日は記事を上げました。

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