やなせたかしさんの「ニャニがニャンだーニャンダーかめん」という作品をご存知でしょうか?
アンパンマンのようにお助けマンの話なのですが。
たまたま目にする機会がありまして。
普段はドラえもんののび太君のような少しさえない猫の男の子が主人公で、誰かの「たすけてー」に呼応してニャンダーかめんに変身して助けに行くのです。
僕が見たお話では
「時間にとらわれすぎて、やることが粗末になってしまってはいけない」
「力づくで人の心を手に入れるものではない」
という二つのテーマだったのですが、支援の場においてどちらも大切な教訓です。
まずは前者のテーマについて。
見通しを立てるためにスケジュールを提示する必要がある子がいます。
それは以前の記事でも少し触れたことがある気がします。
以前の記事
以前の記事でも言ったように、時間的な見通しを立ててあげることはある程度必要です。
あくまで「ある程度」でいいとも思っています、個人的には。
「何か」が起こったときに対応できる程度の糊代は残してあげるべきなのです。
「この子は時間のこだわりがある」と思い込んでいる、あるいは「僕は時間にはこだわりがある」と思い込んで、支援者も本人も「こだわりにこだわってしまう」という落とし穴にはまらないようにするためです。
長い人生の中で時間通りに物事が進まないことはあります。
必ずです。
そういう場面に出くわさない人生はないと思います。
こだわりに捕らわれて、慌ててしまったり雑になってしまってはいけないときもあります。
折り合いを付けなくては。
もちろんそれが難しいというのが、「障がい」と言われる部分であったりするわけですけれど、だからと言って「練習しなくてよい」というのとは別問題です。
世の中、いろんな人が生活していて、誰か一人を中心に世界が回っている訳ではないので、「王様づくり」をしてはいけません。
特に子どものうちは健常だろうが障がいがあろうが、判断力と言う点でいうと未熟で大人がサポートしなくてはいけません。
それを「子どもが右と言ったら右」という風に振り回されてしまうと、後々大変です。
そこで少し踏ん張って駄々をこねさせて、納得させていくことがあってもいいのです。
もちろんそれを家族だけ、学校だけ、支援者だけでやろうとすると大変です。
それを連携しながらやっていくのです。
ぐるんぱはそうありたい、と思っています。
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