文化を愛でて日常を守る

今日は、「げんきっこくらぶ ほっぷ」さんにて支援のお手伝いをさせて頂きました。

今日は特別支援学校の出校日だったようです。

「今日、学校で何をしたの？」と１人の子に尋ねました。
「平和学習」とのことでした。

そうですね。
８月は、やはりこの話題が多くなります。

イメージ出来ようが、出来まいが、理解出来ようが出来まいが、この学習の時間には意義があると信じています。

デリケートな話で、扱い方は慎重にすべきだし、子どもによっては感度が良く、過剰な反応を示してしまう子もいるかもしれません。
学習を最後まで受けられない子もいるかもしれません。

でも、これをすること自体に意義があると思います。

今を生きる僕らにとっては、少し遠いものになりつつある戦争。
祖父母も他界した今、なかなか話を聞く機会もなくなってきました。

すると、自分で考えなくてはならなくなります。

今夜は福岡市の大濠公園花火大会が行われています。

火、炎で多くのものを奪い、失ってきた日本人が、花火を愛でることは、本当に尊い文化だと年々感じるようになってきました。

前後花火を再び娯楽として取り扱うのは、もちろん希望もあったでしょう。

でも、絶対に葛藤もどこかにあったと、想像します。

夏、仕事柄どうしても忙殺されがちですが、文化を愛でて、日常を噛み締めて過ごしていきたいです。