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2016年8月17日水曜日

自分の言葉を探す

3月から作文指導をしている子と、今日は外に出て活動しました。

作文で外?
しかも活動?
どういうこと?

そう思った方もいらっしゃることでしょう。

子ども本人も頭に大きなクエスチョンマークが浮かんでいました(笑)

僕の作文指導は、「綺麗な文章を書く」なんてのは二の次なんです。
自己表現と綺麗な文章は、必ずしもイコールではないんですね。

僕は「自分作り」のための作文をして欲しいと思っています。

「綺麗なお花」と言うのは簡単です。
「他の人にはなんともないものに自分の視点で良さを見つける」ということをして欲しいのです。

その一環として、言葉探しをするんです。
自分の気持ちや考えに出来るだけ近い言葉を探すんです。

今日は外に出て「色を探す」ということをしました。

一緒に歩きながら僕が唐突に指差しながら、「これ何色?」と尋ねるんです。

外には人工色、自然色、たくさんあるので最適です。

例えば葉っぱ。
一口に葉っぱと言っても、色は様々です。

緑の葉を伝えるにしても葉の数だけ色もあるので、あの手この手使うようにして、自分の持っている語彙を総動員して表現してもらいます。

最初のうちは良いんです。
「濃い緑」「明るい緑」という具合で。

でも、次代に一般的な形容から、少しずつ離れないと表現出来なくなってきます。
するといろんな言葉を引っ張り出してくるようになります。
一見、色とは結び付きにくい言葉も使いながら。
「すりつぶしたような」「汚れた」…

言葉から離れて、日常体験から形容するようになります。

僕はこういう作業が「自分作り」になると思っています。
机上での学習に留まらず、机上で学習していても、必要に応じて自分自身の体験を引っ張り出して、結びつけをしていくんです。

「はい、学習ですよー!」なんて日常から切り離してしまうと、「自分作り」は進みません。
いろんなものに、まみれさせるのではなく。
「個」を意識して取り組んで欲しいと思います。
学習にしても作文にしても。

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