学習、っていうものをどう捉えるか、という、問題はありますが、今日は、それは置いておいて、知識や経験を得るということについて。
学校での学習が何の役に立つの?
大人になったら使わない。
そういうことを言う人がたまーにいらっしゃいます。
子どもでも大人でも。
確かに使わないものもあるでしょう。
役に立たないものもあるでしょう。
でも…
将来のことって分からないでしょう?
誰かに敷かれたレールを生涯脱線することなく絶対に歩き続ける、っていうことなら必要な学習をすれば良いです。
でも、そうするなら自分で選ぶことが出来なくなる、という覚悟を本人も周りも覚悟をしてください。
自分の大変さや寂しさを人のせいにしては絶対にダメです。
そういうことを言って、そういう道を歩くと決めたなら。
ある程度、物事が分かるようになる青年期になって、その事を言い出して、そういう生き方を選ぶなら何も言いません。
でも、まだまだ世界の狭い子どもに向けて大人が、その道を歩ませようとするのはエゴでしかありません。
学校での学習が何の役に立つの?
大人になったら使わない?
バカなこと言っちゃいけません!
使うことを学ぶかもしれません。
役に立つことを経験するかとしれません。
大人は子どもに向けて、そんな後ろ向きなことを吹き込んではダメです。
もしかしたら、あなたは役に立つことを学べなかったかもしれないです。
でも、あなたと違うことを子どもは学ぶかもしれません。
無責任なことを言って、子どもを生き詰まらせるような真似をしてはいけません。
よく考えて欲しいです。
逆に、学習をすることで何が良いのか?
知識や経験を得ると、その事について身近に感じることが出来るようになります。
少なくとも知らなかった時よりかは距離が縮まります。
自分の生活圏が広がるということです。
知らない物だらけの中で、生活をすることは大変です。
知ることで身近になって、自分が生きやすいフィールドが広がるということです。
それが更にいろんな知識や経験を与えてくれます。
だから、子どもの学習の場を大人は奪うような真似をしてはいけません。
学校に行かなくて良い、とはなかなか思えません。
どうにか行ける体制を作れたら、とも思います。
行けないのなら他に学習の場を作らなくてはいけないと思います。
学習は必ず役に立ちます。
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