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2020年3月18日水曜日

着替えについて

着替えは、日に2回は行う動作です。
寝間着から活動着、活動着から寝間着。

この1日2回の動作で介助が必要であると、ご家庭では1回5分とすれば、日に10分は時間を取られることになります。
ここが自立すれば、毎日10分は親子で「しなくてはならないこと」以外の時間に費やすことが出来、向き合うことが出来ると思うのです。

そこで、着替えという動作を身に着けるために考えたいことをいくつか挙げてみたいと思います。


・腕や足を通しやすい、着替えやすい服を選ぶ

・まずは前と後ろの確認から練習し、それが出来るようになってから表裏の確認を出来るようになることを目指す

・洋服の裾を入れる練習

・ボタンなどの練習や工夫

こういうものを一つずつ確認していくことを目指したいと思いながら普段の支援では取り組んでいます。


そして、本人の練習としては、目で必要なことを確認していくことが必要なので、注目するべきところを伝えて見ることを促します。
次に、手で持つということを促します。
着る順番については、手元が隠れないようにという事には気を付けることが定着するまでは大切かもしれません。

ここまでは比較的大きな動きになります。
それが定着してからいよいよボタンやファスナーという練習になってくるようにすると良いと思っています。

それから着替えの練習をする際の姿勢ですが、最初は座っていていいと思います。
床にペタンと座って着替えて良いと思います。
それから椅子に座って、とか立って、とか必要な姿勢を少しずつ練習をしていくようにしましょう。

一気に欲張っていては出来るものも出来ない可能性が出てきてしまいます。

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