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2016年11月29日火曜日

「地域」というものが存在するのか、という問題

ある方とお話をしていて興味深い考え方を聞きました。
その考え方が好き、というよりは、本当に興味深い、という位置づけですかね。


それがタイトルの通り

「地域」というものが存在するのか

という問いです。

日常生活っていうのは意外というか当たり前と言うべきか、定かではありませんが、ルーティンのつながりであることも多いです。

朝起きて、会社に行って、帰ってきて、寝て…ザックリ言うとこういう繰り返しであることも多いですし、家庭と職場、家庭と学校、家庭と買い物…この行き来が圧倒的に多いわけです。

そうすると、対人のコミュニケーションも限定的であることが多くなります。

それを「地域」という表現として良いものか?と。



確かに見方によっては、その通りです。

「地域」という言葉は広いコミュニティを表している気がしますが、実生活を見ると実に限定的です。


僕は活動の柱の一つに「出来るだけ地域で」というものを立てています。
そう思いながら仕事をしているから、この話が妙に引っかかりました。

「確かにそうかもしれない」
「この問題も考えていかないと『出来るだけ地域で』は、成立しなくなるぞ」と。

極端な話に聞こえるかもしれないけれど、関わる子どもの世界観を広げようと思ったら間接的なこういう部分も考えていかないといけないと思いました。
僕に何が出来るか、考えるだけですぐには何もできないかもしれませんが、僕には必要な価値観かもしれません。
しっかりと持ち続けていきたい問いです。



ただ、僕としては、やることは変わらないです。
家庭、職場、学校といういくつかの点があって、それを結ぶ線があって、、それが密になっていって面(あるいは網の目状かもしれませんが)が出来れば、それは「地域」と言える気がします。

それぞれの場で、お互いのことを知り合えたら「地域」は成り立つと思います。


そういう面を作っていくための活動でありたいと思っています。


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