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2016年11月29日火曜日

目的と目標の設定が無いとやる意味はない

「何か出しておけば良いだろう」なんて感じで宿題を出されたら、子どもたちはたまったものではないです。

宿題って、基本的には「学校での学びの定着促進」が目的だと思うんです。

だから、問題は分かりやすく示してあげないと。

でないと「何をするんだろう」という、本来向き合うべき課題とは別のところで葛藤や疑問、迷いが出てきてしまいます。

思考、動き、感情、知識、そういうものを含めて、その子の能力を見て、その子に合う課題を出さないといけないと思います。

特別支援が必要な子って、事実として、ゆっくりとその子のペースで成長していきますから、「これがこの子の能力です」なんて片付けようと思ったら出来てしまう危うさと隣り合わせなんです。

宿題が無い日があっても良いと思うんです。
その子の能力が計れないのなら、観察しないと。
観察してから、適切なものを出していく方が断然定着が早いと思います。
「これを出しとけー」みたいな投げ槍な宿題を出しても却って混乱して、定着を妨げます。

ある子の宿題を見て、その分かりづらさに驚いたので。

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