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2016年12月20日火曜日

申し訳なさが先立つ関わりは、余計に関係をこじらせる

子育てをしていく中で「仕事をするときには気を付けないとな」という教訓を得ましたので、そんなお話を。

息子が誕生して10か月。
つまり僕が父親になってからもう10か月が経過しました。

毎日子どもと関わっていると当然、「あ、しまった!」という日が出てきます。
ちょっと頭をゴチンしてしまったり、お風呂でシャワーヘッドを落として、シャワーが暴れて水を顔面から浴びて「ヘクッ!」ってなってしまったり…

そういう「あ、しまった!」があると、息子に対して申し訳なさが立つようになります。

「ごめん、ごめん」「よしよし、大丈夫?」と。

心の中でも(大丈夫かな?)とか(僕ってダメだな)とかいう感じで、何度も心配したり誤ったりしてしまいます。


その後についつい、してしまうのが「いつもと違う行動」です。

申し訳なさが先立って、いつもはしないような方法で子どもにアプローチをかけてみたり、自分のことを後回しにしてみようとしたり、妙なテンションであやそうとしてみたり…


子どものためでなく、自分の「申し訳ない」という気持ちを紛らわせるというか、穴埋めしようとしているというか…

「子どものための関わりじゃないな、これは」と後から気づくことがあります。



人間だから「毎日同じように」と言うのは無理ですけれど、気分や体調に振り回されて、「やり過ぎちゃう」「足りない」関わりをしてしまうことって、正直誰にでも起こりうることだと思います。

そうすると「あぁ、悪かったな」と埋め合わせをしようとするようになってしまいます。


「あぁ、悪かったな」って思うのなら尚のこと、「いつも通りの関わり」をすべきなのですが。


「ごめんね」とスカッと謝って、「さぁ、気を取り直していつも通りいくよ」というのが健全な気がします。

上手く言えないけれど。



申し訳なさが立つと、本来の自分の役割すら見失ってしまうんですよね。
不思議だ。

そういうのもあって人間だし、人間らしいとも思うけれど。

仕事では「申し訳なさが先立つような関わり」をしていてはよろしくない。

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