息子が誕生して10か月。
つまり僕が父親になってからもう10か月が経過しました。
毎日子どもと関わっていると当然、「あ、しまった!」という日が出てきます。
ちょっと頭をゴチンしてしまったり、お風呂でシャワーヘッドを落として、シャワーが暴れて水を顔面から浴びて「ヘクッ!」ってなってしまったり…
そういう「あ、しまった!」があると、息子に対して申し訳なさが立つようになります。
「ごめん、ごめん」「よしよし、大丈夫?」と。
心の中でも(大丈夫かな?)とか(僕ってダメだな)とかいう感じで、何度も心配したり誤ったりしてしまいます。
その後についつい、してしまうのが「いつもと違う行動」です。
申し訳なさが先立って、いつもはしないような方法で子どもにアプローチをかけてみたり、自分のことを後回しにしてみようとしたり、妙なテンションであやそうとしてみたり…
子どものためでなく、自分の「申し訳ない」という気持ちを紛らわせるというか、穴埋めしようとしているというか…
「子どものための関わりじゃないな、これは」と後から気づくことがあります。
人間だから「毎日同じように」と言うのは無理ですけれど、気分や体調に振り回されて、「やり過ぎちゃう」「足りない」関わりをしてしまうことって、正直誰にでも起こりうることだと思います。
そうすると「あぁ、悪かったな」と埋め合わせをしようとするようになってしまいます。
「あぁ、悪かったな」って思うのなら尚のこと、「いつも通りの関わり」をすべきなのですが。
「ごめんね」とスカッと謝って、「さぁ、気を取り直していつも通りいくよ」というのが健全な気がします。
上手く言えないけれど。
申し訳なさが立つと、本来の自分の役割すら見失ってしまうんですよね。
不思議だ。
そういうのもあって人間だし、人間らしいとも思うけれど。
仕事では「申し訳なさが先立つような関わり」をしていてはよろしくない。
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