立つ、座る、歩く、飛ぶ、物を持つ、食べる、着替える…
日常の動作や作業に対して、どういうことか?とか、どうやっている?
という問いを持つことは支援の足掛かりになりやすいです。
その動作なり作業をすることが難しいのであれば、その動作なり作業を行う過程で、どの要素が欠落して、あるいは負荷が大きすぎて、苦手で困難さを生んでいるのか?と考えていきます。
まずは難なく行えている動作を振り返って、分解して見ていくんです。
それから、対象者のつまずくポイントをあぶり出していくんです。
日常生活の動作や作業のほとんど全部が、異なる運動の組み合わせによって出来ていますから。
だから、分解していくんです。
例えば「コップを持つ」という動作1つを取ってみても、「目で見る」「腕を伸ばす」「指を曲げる」という大きく見ていっても、そんな動作が含まれていますし、更に感覚的なことまで見ていくと、「コップまでの距離感」「コップの固さ」「コップの重さ」「コップの形」なんかを捉えながら、力加減や身体の各部を動かさなければなりません。
そういう風に見ていって、「ここが苦手」という部分に働きかける…。
意識的にそういう視点を持って仕事をしていきたいです。
まだまだ僕もそういう視点を養っていかなきゃならない。
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