食べること、僕も大好きです。
でも、「自分がどのようにして食べ物を摂取しているか」ということには注意深くなっているつもりです。
食べ方、食べているもの。
同じように子どもたちが食事等をしているときには、その様子を注意深く観察します。
僕の関わりの特性上、そうしょっちゅうではありませんが、機会があると観察します。
姿勢やマナーということももちろん見ますが、「どんな心持ちで食べているのか?」というところに着目したいと思っています。
姿勢やマナーと言ったものも、その「心持ち」の表れだと思うのです。
先日、ある男の子のオヤツを食べる場面を見ていました。
スナック菓子を食べていたのですが、味わっている様子が無いんです。
ただ、口に放り込んで口の中を、お腹を満たしているだけ。
いえ、もしかしたらお腹も空いていなかったのかもしれません。
何かポッカリしているところの穴埋めをお菓子でしているような、そんな印象です。
美味しい?と尋ねてみても「うーん。」
美味しいんか!?美味しくないんか!?とツッコミたくなるような生返事。
「僕にも分けて」と言ってみると頑なに「イヤ!」。
でも、食べ始めると目線もどこか上の空。
彼の食べずにはいられない心。
何を埋めようとしているのか。
そこを見ていくのが、僕の仕事。
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