放課後等デイサービスにも新一年生が仲間入りする時期です。
学習サポートもですが、生活動作もサポートはさせてもらいます。
特に身辺自立に関しては。
着替え、排泄など。
今日出会った男の子はまだ、オムツが外れていない子。
デイに到着して直ぐにトイレに行くも、上手くいかずズボンを濡らしてしまったとのこと。
話を聞くところによるとオムツを下げると出る、らしいです。
話を聞いていて「ボク、オムツを卒業したい」という主張のように感じました。
その子の様子を見ていても、そう感じるところがありましたし。
学習サポートを終えて、その子のトイレについてスタッフさんとお話をしているときに、ちょうど股下をモジモジしている姿にスタッフさんが気付き、トイレを促しました。
トイレに向かう意識はしっかりとあるようでした。
厚かましく「一緒に良いですか?」とトイレにお邪魔して介助に入りました。
お話を聞かせていただいていたので、今回は便座の前に立たせて、オムツとズボンを一緒に脱がせました。
それから腰の辺りを押し出してあげ「シーー」と声かけしたら…
チョロチョロ!
上手くいって子どもとスタッフさんと共に喜びました。
この積み重ねです。
子ども本人も嬉しそうで何より。
身辺自立は、プライドにも関わります。
そこを守り、育んであげることで他の側面、たとえば学習であったり、その他の生活習慣であったりが、グンと伸びることもあります。
さらに支援者という立場の事で言うと、こういう場面に携わるほど、子どもとの関係性、結び付きは強くなります。
「大切なところを一緒にやった人」というのは強いですよ。
「この人となら出来るかも」と思ってくれますから。
僕が彼と会うのは週に一度くらいかもしれませんが、彼の成長にこれからも立ち会えていけると思うと楽しみです。
0 件のコメント:
コメントを投稿