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2017年4月11日火曜日

「ボク、オムツを卒業したい」っていうサインかも?

放課後等デイサービスにも新一年生が仲間入りする時期です。

学習サポートもですが、生活動作もサポートはさせてもらいます。
特に身辺自立に関しては。
着替え、排泄など。

今日出会った男の子はまだ、オムツが外れていない子。

デイに到着して直ぐにトイレに行くも、上手くいかずズボンを濡らしてしまったとのこと。

話を聞くところによるとオムツを下げると出る、らしいです。

話を聞いていて「ボク、オムツを卒業したい」という主張のように感じました。
その子の様子を見ていても、そう感じるところがありましたし。

学習サポートを終えて、その子のトイレについてスタッフさんとお話をしているときに、ちょうど股下をモジモジしている姿にスタッフさんが気付き、トイレを促しました。
トイレに向かう意識はしっかりとあるようでした。

厚かましく「一緒に良いですか?」とトイレにお邪魔して介助に入りました。

お話を聞かせていただいていたので、今回は便座の前に立たせて、オムツとズボンを一緒に脱がせました。
それから腰の辺りを押し出してあげ「シーー」と声かけしたら…

チョロチョロ!

上手くいって子どもとスタッフさんと共に喜びました。

この積み重ねです。
子ども本人も嬉しそうで何より。

身辺自立は、プライドにも関わります。
そこを守り、育んであげることで他の側面、たとえば学習であったり、その他の生活習慣であったりが、グンと伸びることもあります。

さらに支援者という立場の事で言うと、こういう場面に携わるほど、子どもとの関係性、結び付きは強くなります。
「大切なところを一緒にやった人」というのは強いですよ。
「この人となら出来るかも」と思ってくれますから。

僕が彼と会うのは週に一度くらいかもしれませんが、彼の成長にこれからも立ち会えていけると思うと楽しみです。

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