支援や指導の手立てをどのようにして考えているか?
こういう質問をもらいました。
僕の答えはこう。
「まずは真似をしてみる」
たとえばプール指導の際は、身体の動きを真似してみます。
それで「どこに力が入っていて、どこに力が入っていないのか」を確かめたり、「どこに意識が向いているのか、どこに意識が向いていないのか」を思ったりして、そこから「どうやったら出来るのか」を考えていきます。
これは分かりやすいかもしれません。
学習の時には鉛筆の持ち方、筆跡、姿勢、視線…やはり真似をしてきます。
そこから子どもたちの思考に近づく足掛かりを探していきます。
そして、プールにせよ学習にせよ、それ以外の関わりにせよ、「顔の表情」も真似をしていきます。
これが僕の中ではかなり大切で重要。
表情を真似ることで、その時の感情に近づけはしまいか?と、思うわけです。
それから、「同じステージに立っているよ」というメッセージを非言語で伝えられるようにも思います。
たまに「永田の関わっている子って、なんとなく永田に似ている子が多いよね」と言ってもらえることがあります。
もしかしたら本質的に似ていることもあるかもしれません。
でも、大体のケースに於て、僕は子どもたちの真似をしていますから、その為かもしれません。
「すごい」「さすが」なんて言葉より「似ている」と言われる方がずっと嬉しいんです。
「子どもの立場になって」って言うからには文字通り子どもの立っているのと同じステージに立たないと。
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