キッズクローバーでの学習サポートの日でした。
あべこべ言葉がブームの男の子の話。
彼はわり算の筆算が苦手。
説明してあげても「分かりづらくしてくれてありがとう」という感じ(笑)
でも、その後からは自分で解いていけるようになる、という面白い子です。
定着が弱い、と言うほどではないのですが、何度かわり算に関してもやり取りをしてきています。
そんな彼に今日もわり算の説明をしました。
いつもならこれでやり始めるのですが、今日は、「また分かりづらくしてくれたな。仕方ないから頑張るか!」と言ったきり全然取りかかる雰囲気がありませんでした。
どうした?と尋ねたら、「先生は今日何時までいるわけ?」と。
11時までと伝えたら「あと15分だな。よし、15分経ったらやろう。先生がいたらややこしいからな」と言いながら、春休みの様子をいろいろと聞かせてくれました。
時間にもなったところで、「そろそろ時間だろ?早く帰らないと!」というので、帰る旨を伝えました。
「あぁ、これでやっと頑張れる。」と彼は言いました。
その後に「聞いてくれてありがとう。この後、まだ長いけどこれで頑張れるわ。」と。
彼なりの長い1日を頑張るための手続きのようなものだったんですね。
あべこべ君の本音を見れた瞬間でした。
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