予告したり、事前学習したり…。
そうやって物事に取り組むための心持ちを整えるのだと思います。
でも、やり方を間違えると「思い込み」に繋がったり、「楽しみを奪う」ことに繋がったりしてしまうことがあります。
ある男の子が「明日は遠足」ということを教えてくれました。
集団での騒がしさが苦手と本人は思っています。
確かにそういう集団で過ごすことが苦手という不器用な一面はあるけれど、「思い込み」もあって必要以上に苦手意識を持っているのもあるかな、というのが僕の見立て。
六年生になった彼は「一年生とペアにならないといけない」と話をしてくれました。
わざわざその事を取り出してくるということは、ドキドキしてるのかな?と思うわけです。
そこで、今日は「1年生にあそばれるばーい!こうやって振り回されるんよ。ブンブンって」(腕を振り回されている様子をコミカルに再現しながら)
すると彼はニヤニヤしながら「そんなんならんし」と。
いじわるな僕は「わからんよ~(笑)」と更に念押し。
「大丈夫って」(笑)
と彼は笑いながら話をしてくれました。
「ちょっと面倒」という本音と共に。
真面目な彼が、「きちんと」一年生をリードしていかなきゃ、と気負っているものをほぐすと共に、万が一「振り回される」事態になっても、「起こり得る」ことして心の準備が出来たら良いと思います。
そして永田のコミカルさを思い出して、ちょっとでも力が抜けたら良いなぁ、と願っています。
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