指が使えるようになると出来ることはぐんと広がります。
未就学児のCちゃんとのプール。
彼女とのプールでは今、どうやったら指先を使うことを促せるか?ということが1つテーマです。
更衣の場面(幼いということと、ご家族の同意もあり女の子ですが、更衣のサポートも僕の方で請け負っています)でも、衣服の着脱がなかなか上手くいきません。
掌や指の腹辺りまでを使ってモノを持とうとするのですが、指先で摘まむような動作が苦手なのが原因のように見えます。
(衣服の着脱全般を見ると、目を使うということの苦手さも困難さに繋がっているようですが、見るということと並行して指先を使うことを促しています)
ビート板を持つときも掌を丸めるようにして持ち、小さな体で抱えるようにするときもあります。
自然に浮かぶだけであれば、それだけでも良いのですが、指先を使うことを考えたら少し物足りない感じがありました。
そこで泳ぐときに少しビート板を突っついて負荷を加えてみました。
するとあっという間にビート板が手をすり抜けて、手を離れていってしまいました。
それを数回繰り返すうちに、彼女なりに工夫を始めました。
少し持つ場所を変えて指先が、ビート板に引っ掛かるような持ち方に変わってきました。
よしよし。
直ぐに見える結果には結び付かないかもしれませんが、これで恐らく数ヵ月したら更衣の場面で大きな変化が見えてくる…はず。
自分の身の回りのことを出来るようになる、そういう喜びを彼女にも是非体験して欲しいですから。
着替えが自分で出来るというのは家族にとっても負担が減るということです。
指先が使えたら、鉛筆の持ち方だって変わります。
表現の幅が広がってくる…はず。
彼女のニッコリ笑顔を思い描きながら、一緒にじっくりと過ごしていきます。
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