9月から一緒にプールをしている小学校高学年の男児T君。
彼はプールの時にぬいぐるみを持参してきます。
見ているとぬいぐるみを自分の代弁者にしているようです。
例えば。
彼は前回、体調不良でプールのレッスンをお休みしていました。
そしたら、今日は「ミミズク博士の特技を見つけたよ!」とお話を始めてくれました。
永田「へぇ、どんな特技?」
T君「それはねぇ、救急箱を作れるんだよ。中の薬もね、作れちゃうんだよ。傷薬から解毒剤から鎮痛剤までなんでもだよ!すごいでしょ?」
永田「それはスゴいねー」
こんな調子で今日は、ミミズク博士の薬箱ネタを随分と話していました。
開口一番、その可愛らしい話が出てきたし、表情を見る限り元気そうだし、お母さんからも万全だと伺っていたこともあり、僕の方でも「よし、久しぶりにプールだけど、ボチボチ行くよー」くらいでレッスンに入りました。
でも、なかなかミミズク博士のネタが終わる気配がなく…この話で彼が言いたいことは何だろうか?と考えた末…
永田「ミミズク博士のお陰で元気になったんだね。あなたの周りには風邪を引いても側には心強い仲間がいっぱいだね」
T君「そう!そうなんだよ。すっかり元気になったよ」
そう言って満足そうな表情を見せてくれました。
すると途端にミミズク博士の話は終わって、他の話題へと移って、今日もいろんなお喋りをしながらレッスンをしました。
もちろん泳ぎだってバッチリ取り組んでいました♪
彼の「仲間」は、「ミミズク博士」の他にも「パンダのパン太」「ジンベエザメのジンジン」などがプールに連れてこられます。
どの子もとても可愛い彼の「仲間」で「応援団」です。
見ているとぬいぐるみごとに役割を担わせているようだから、毎回面白く見ています♪
彼が泳いでいる間は、ロッカーの中で「瞑想している」そうです(笑)
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