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2015年12月15日火曜日

アンパンマンはやっぱりカッコいい!

「困った」ということには日常生活を送っていると、しょっちゅう出くわします。
でも、僕は「困った」=「助けて」では必ずしもないと思っています。
だから、基本的には話を聞いて「力になれるかもしれないから、何かあったら声をかけて」という旨だけ伝えて、当事者にまずは頑張ってもらう、ということが圧倒的に多いです。

でも、中には遠慮しがちな人もいるわけです。
上手く「助けて」を言えなくなっている人と言うか…「周りに迷惑をかけないように頑張らねば!」という感じの人たちがいます。
そういう時にまで「力になれるかもしれないから、何かあったら声をかけて」だけで済ませるのはよろしくないです。
言葉だけ聞いていると決して「助けて」は出てこないのですが、話し方、伝え方に意識を傾けると、全然違う声が聞こえてくる気がすることがあります。


アンパンマンの世界でバイキンマンがイタズラをして皆を困らせます。
あの世界の住人は、みんな「やめて~」とか「助けて~」という言葉を上手に伝えます。
それを聞きつけてアンパンマンが助けに来る、というパターンが圧倒的に多いです。

そしてたまーに、上手く「助けて」を言えないキャラクターが出てくると「どうしたの?」とアンパンマンが尋ねることから始まることもあります。
そして、アンパンマンは「なら僕が○○してあげるよ」と提案して力になってあげる。



アンパンマンは、本当に上手に人の「助けて」を汲み取ります。

「助けてが言えなくて困った」ということにも、しっかり気づいてあげられるのです。
そういうアンパンマンはやっぱりカッコいいし、いつまでも僕のヒーローなのです。


「助けて」がどこに、あるいは何に掛かっているものなのか?
それは当事者も気づきにくくなっていることが多いと思います。
それを指摘するのではなく、当事者が気づける余裕が出るまで気長に、目に見える問題点をサポートしていって、当事者が問題の本質というか根本に気づいたときに初めて「じゃあ、そのことについて一緒に考えていこう」と提案していくことを目指したいと思っています。

もちろん、こちらから見た問題の根っこに当事者が気づくときには、こちらとしても支援の道筋は、日々の関りと並行して考えていっておかなければならないとも思っています。

ゆっくりと。
慌てない支援をしていきたいと思います。


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