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2015年12月23日水曜日

僕にとって回転ずしは分かりやすい食事です

今日は昼食に妻と二人でスシローに行き、寿司を頂きました。
わざわざここで「食べに行ってきました!」なんて報告する程の食事でないことは僕も分かっています(笑)

敢えて記事に挙げたのは「分かりやすさ」の話をするためです。

回転ずしと言う仕組みは基本的にはとても分かりやすいシステムです。
それは間違いないと思います。

・回っている皿を取る
・金額は皿ごとに決まっている
・自分の取った皿の分だけ料金を後払いで支払う
・一度取った皿はレーンに戻さない

というのが大まかなルールで、これを理解していれば利用できると思われます。
子どもが把握していなくても同伴者である大人が把握していれば問題もないでしょう。

店のシステムそのものが分かりやすいので、各家族ごとにそれ以上の細かいルールを決めるのもしやすいと思います。
例えば「一皿食べてから次の皿を取る」とか、大体が2貫ずつ皿に盛られているので「一皿当たりお父さんと一貫ずつ」、「○皿まで好きなのを取る」などが出来るのではないでしょうか?

食べる量やマナーを体系立てて説明しやすい気がしています。


外食をするというのは、ただ出かけて食べるだけではないと思っています。
一定のマナーや行儀作法が必要になってきます。

もちろんいろんなところで食べられるようになったら良いのですが、練習が必要な子にとっては、まずは分かりやすいものの方が良いと思います。

小さなお子さんがいる家庭では「お子様ランチがある店」というのは一つ選ぶ基準になっているところも多いかもしれませんね。
お子様ランチには「子供が喜ぶ」ということもそうですが、「子どもにとって、自分が食べる量が分かりやすい」というメリットがあります。

考えてみてください。
自分の限度などが管理できない子どもと中華料理屋で大皿から料理を取ることを。
目の前にたくさんあるものだから欲しがってしまうことはありませんか?
もちろん回転ずしと同じようにルールを決めればよいのですが、回転ずしやお子様ランチほど「一人分」という量が分かりやすくなく、そこが曖昧になっていると思います。
そのため「もっともっと」と外食に来た嬉しさも手伝って取りすぎて残す…ということになります。
多くの家庭がその残りを保護者で食べてしまうのでしょうが、「パパママが片づけてくれるから」ということでなかなか「食べ残しを極力しない」マナーが定着しないのです。

小さいうちはそれでもいいかもしれませんが、成長してきて「食べ残しがひどい」「だらだらと食事をする」というのは、困ったことになってきます。
ですから、小さいうちからコツコツと練習が必要です。

「自分の適量」「一人分」という概念がしっかりできてからだと、中華料理屋などでも幾分か楽に食事できるでしょう。

また、早く食べ終わった子どもが落ち着かなくなることも防げます。
食べ終わった子どもはもう興味は他へ移っていますから、じっとしているのが苦になってくるのです。

その際に、「大人がどのくらいで食べ終わるか」という見通しも立てやすいお店だと良い気がします。
「ここまで食べたらごちそうさまするからね」と。



今日は飲食店を例に話をしましたが、他のことでも「子どもにとっての分かりやすさ」を基準に考えてみると、選択の仕方が変わってくるかもしれません。

もちろんいろんな体験をしていくことは大切ですので、いつでもそれを基準に考えていると窮屈かもしれませんが、上手にできなくて「困った」ということはこういうところに視点を持ってくるといいかもよ。
という点でのお話でした。

その子その子で「分かりやすさ」は違いますから、あくまで今日のは一例としてとらえていただければと思います。

でも、個別支援というのはそういうのを考えていくことなのです。
「その子にとっての分かりやすさ」をこちらが気づいて、「こんな風にしてみたら」と提案して、上手くいけば応用の方法を伝えて広げていくし、上手くいかなければ「じゃあ、こうしてみよう」と提案する。

そういう事です。
日常に密着した考え方をする練習を僕自身、もっともっとしていかなくては!


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