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2015年12月7日月曜日

どんなに科学的進歩があっても

「お腹の中から」音楽を聞かせたほうが胎児の脳は発達する!?

この見出しに引かれて記事を読んでみて驚きました。
毎月購読しているビジネス雑誌クーリエ・ジャポンの記事の見出しに上のように書いてありました。
仕事柄、また、妻が妊娠中ということも相まって「退治」とか「発達」という言葉にはついつい目を止めてしまいます。

気が付いたらこういう習慣が身に付いていたし、それを嫌だと思わないし、それどころか興味深く記事に目を通せるところからすると、やはり子どもの発達とかに興味があるのだろうな、僕は。

さて、見出しの中身には胎教としての音楽について書かれたものなのですが、定説よりも早い時期から音楽を胎児が認知しているという件についてです。

ただし「お腹の中」というのは文字通り、母体の内側で音楽をかけて胎児に聞かせるのだそうです。
専用のスピーカーを母体の膣内へ入れて、音楽をかけると、定説よりも早い時期から胎児が反応をするのだとか…
このこと自体は、より近くから音楽を聞かせた方が認識いしやすい、という割と分かりやすい理屈だと思います。


それが不妊にも効果があるかもしれないというから、不思議なものです。着床率が上がるのだそうです。



僕自身、日ごろから非科学的なものよりも非論理的なものを疑え、と自分に言い聞かせています。

科学でまだはっきり証明できていないことでも、主張する人の話などを聞いて論理的に納得できればとりあえず信じてみることにしています。
論理的に納得できないことは聞き流すだけの話です。

反対に、科学で証明できていないものを様々な角度から検証して裏付けを取っていくことこそ、科学の本質だと思っています。


生きていれば不思議なことってたくさんあるものです。
それ全てに科学的理由をつけることは不可能に近いものがあります。
今の時代でも心霊や死後の世界など、一部の人が主張する世界観については科学的に証明は出来ていません。
それでも主張する人たちにとってはそれが事実なのです。

同じように子どものやり取りで「心」とか「気持ち」というものを大切にしようとするといまいち科学との紐づけが出来ないコミュニケーションが少なからずあります。
それでも、やり取りをしている双方には、「こうすれば上手にコミュニケーションが取れる」という経験則に基づく論理があるわけです。

それを「科学的に何が起こっているか?」と問われると、上手に説明できないです、僕は。

(そういう風に考えているから上手にこの子と付き合えないのですよ)

という言葉を飲み込みながら、「なんででしょうね、仲良くなることじゃないですか」くらいしか言えません。
相手の方では、腑に落ちないものだから硬い表情をしていますが、当事者同士は、当事者同士の論理と経験に基づいて付き合いを重ねて、深めているのです。


こういうなんでも科学的に物事を考えようとするのは現代人の一種の癖だと思います。
ビッグデータなんて言葉が使われるように、膨大な情報をインターネットで収集や管理できて、それを駆使することでビジネスなどをうまく回していくという風潮がそうさせているように思えます。

例えば人付き合いのことで言えば、ビッグデータよりも長い時間をかけて付き合いの中で集めたロングデータの方が余程役に立ちます。

自分の中で論理的に貫けるものがあれば、自分の信じる道を歩むだけです。
人付き合いでも仕事でも、遊びでも。



妻の胎内にいる我が子について言えば、もう外界の音を認識できる時期だから、僕らの笑い声、きれいな音、音楽をたくさん聞かせてあげたいものです。

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