毎週金曜日に一緒に学習している4年生男子K君。
彼とは予習として、5年生の社会をしています。
その中で北方領土の話になりまして、テキストには、それらしいことが書いてありますが、彼にはすこし難しかったみたいです。
噛み砕いて説明すると「日本とロシアで揉めてるってことね。なんでそんな風になると?バカみたい。」と。
そうだよね。
K「俺が国王なら揉めない方法考えられるのに」
永田「例えば?」
K「ジャンケン!…あ、ダメだ。ジャンケンって、負けた方がだいたい文句言ってくるからなぁ」
と。
鬼ごっこで鬼を決めるようなルールの中ではジャンケンは有用だけど、ルールの曖昧さから来るすれ違いを解決する手段にはなり得ないことを知っているんですよね。
そして話し合いの先には「納得出来る」ということが必要なのだということも。
だから彼は「時間で区切る…?」「一年ごと…『まだ?』って言われそうだ」「午前と午後…どっちかが夜ばっかりで遊べないな」「1ヶ月ごと…季節があるか」「1日、は良さそうだけど忙しいなぁ」…「仲良く使えば良いやん!」
と、しばらく考えていました。
問題解決のために、別の問題が湧いてきて、問題がすり替えられないよう配慮をしていく、彼の優しさと慎重派に脱帽でした。
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