「勉強は大切」と多くの大人が口にします。
そして多くの大人が「勉強をさせる」ことに一生懸命になります。
つまり子どもの立場からすると「勉強を介して大人と関われる」ということにもなるのです。
大切な人になればなるほどに、その傾向は強くなる気がします。
「勉強しなさい!」
(うるさいなぁ)
となっても何度も、そのやり取りを繰り返すんです。
子どもは。
「うるさい」と思うならすれば良いのに、と大人は思うでしょう。
でも、本音の本音は「勉強しなさい」の言葉の根っこにある「あなたのことを愛している」という愛情を目に見える形で傾けてくれるのを待っていることもあるのだと思います。
1つ想像してみてください。
「勉強しなさい」に限らず、親が自分に無関心だったら?
あの手この手を使って「出来ないフリ」をしてでも、時間を共有したいと思っていて、してみるのに叱ることも心配することも励ますことも…何もないとしたら?
「うるさいなぁ」と言われても着いていく。
僕は目の前の子どもに寂しさだけは、味わって欲しくありません。
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