「あなたの為」と言って勉強に向かわせようとするのが多くの大人。
これは正しいです。
でも、子どもの頃に本当の意味で「自分の為」と思いながら勉強出来ていた人はどれだけいるでしょう。
僕は「自分の為」が「怒られない為」でした。
宿題先生に怒られたくないから、こなしていましたし。
自分の知識を深めて、世界観や価値観を広げるという意味を知ったのは随分成長してからです。
勉強の楽しさ、意味、必要性って本当に自分で好きなものを見つけてから知ると思うんです。
大人はそれを知っているから「あなたの為」となるんです。
それは正しいんです。
でも子どもからすると「はぁ?」ってのが正直なところじゃないかな?と思います。
「良い点を取らないと!」っていうのも「宿題をしないと!」っていうのも、怒られない為とか、友達への見栄とか、そういうものの方が子どもを動かしていることが多い気がします。
ついつい忘れてしまいそうになるけど、子どもの頃にどんな気持ちだったか?を思い出してみて、子どもとこちらの気持ちのズレを修正していくことが、学習支援では大切な気がします。
(何をしていたか?ではなく、気持ちを思い出すことがが大切)
そのズレが小さくなればやり取りも自然と流れていくはずです。
「勉強はあなたの為」は大人の理論。
伝えていくことは必要だけど、押し付けにならない工夫はしていきたいもの。
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