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2017年1月13日金曜日

「くすのき園」さんにお邪魔してきました。障がい児者の余暇について考えていく

ずっとお邪魔してみたいと思っていた「くすのき園」さんから、お電話があり、プールの件について問い合わせを頂きました。
ずっと行ってみたかったところから、思いがけないお電話。
そこで昨日、「くすのき園」さんにお邪魔してきました。
利用者さんでプールを希望している方がいらっしゃるとのことで、お話を伺い、利用者さんの就労の様子も見学させてもらった次第です。

ご丁寧に対応いただきましてありがとうございました。


元々の案件に関してももちろんお話をしましたが、障がい児者の地域生活、余暇活動といったことについて僕の考えをお話させてもらいましたし、聞かせてもいただきました。

このことは本当にこれから必要になってくると思っています。

人によっては余暇の時間に「寛ぐ」ことが難しく、「休む=じっとしている」という作業的になってしまう人もいます。

「寛ぐ」「何か好きなものに打ち込む」など、余暇の時間を、自分のものとして獲得していく必要性…

そういうものについてお話をさせていただきました。


各事業所等でも「余暇活動」の時間を設けていろんな取り組みをされているところが多いです。
ただ、それだけでは足りないという現状があります。

事業所での余暇活動。
日帰りであったり、中には旅行をするところもあります。
プチイベントとしてカラオケやボウリング、スイミングなどに取り組まれているところもあります。

とても素敵な取り組みです。

でも、事業所単位で行くと「利用者」と「支援者」という関係性はついて回りますし、いつでも同じ面子です。


それでリフレッシュできる人もいますし、もちろん楽しみです。
ただ「社員旅行的」なんだと思います。

「個人」としての余暇活動を見つけていく必要性があるんだと思います。



そして、こういう仕事をしている僕が言うのもなんだけれども、僕の活動が仕事として成立しなくなるくらいに文化が出来上がれば、それは一番いいのかもしれない、ともやはり思います。

僕の活動、特にプール指導に関しては、もちろん望まれればずっとお付き合いは継続していきます。
でも、「永田でなくても誰かがプールに連れて行ってくれさえすれば、自分で楽しめる」ということまで身に着けていってもらえればそれは嬉しいことです。

僕がプール指導している横で、僕の元を卒業していった青年たちが誰かと、あるいは自分でプールを楽しんで帰る。

そんな姿を夢見ています。

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