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2018年1月16日火曜日

秘密の特訓してるんちゃう?

未就学児のCちゃん。

昨年末は早めにプール納めになっていて、今日がプール初めだったので、実に約1ヶ月ぶりのプールでした。

1ヶ月空いたらどんなかな~?
と思いながら僕も彼女の元に向かったのですが、僕を見つけたら、すっごい嬉しそうな表情を向けてくれました。

まずは一安心。

更衣を済ませてプール室に行って、体操していざ入水。
体操から入水までの流れも少しずつ定着してきています。

そのうちに一連の流れを自分で出来るようになれば良いなぁ。

さてさて、入水して泳ぐ中で一番驚いたのは「ビート板キック」。

1ヶ月前のレッスンでは、途中でビート板を手放して、身体ごとドボンと沈むことが度々あったのですが…

今日は25メートル泳ぐ間、1度も手を放さないのです!

まだまだ自転車を漕ぐような足使いですが、足で力強く水を捉えて、ぐんぐん進むんです!

これには驚いたし感動しました。

「ここまでおいで!」と呼ぶ僕のもとを目指して一生懸命に足を動かして、自分で泳いで進んでいる手応えを味わって…

よーし、すごいぞー。

ちょっと調子に乗った僕は、それまで「パン!ポン!パン!ポン!」と声を掛けながら、水を手で叩くようにして足を動かすことを促していたのですが、(今日ならもう少し要求しても出来るかも!)と思って、少しやり方を変えてみました。

手のひらを上に向け、「足!上に!」という声掛けと共に、手を下から上に仰ぐようにして指示を出してみました。

すると、彼女の足の動かし方が僅かに変わりました。
太ももの後ろ側と背筋を使うようにして、なんとか水の上に足を上げようという意識が見えました。

もう、これはスゴいことなんですよ。
彼女にとっては特に!

こちらの要求に合わせて身体の使い方を変えるし、そもそもコミュニケーションの段階としてはグンとレベルアップです。

この経験が必ず数週間後に幅を持ち始めます。
コミュニケーションを、人との交流に喜びを覚えたらそれはそれは、世の中が、世界が面白くなります。
それは成長の原動力です。

身体を大きく使うことを通して、人との交流を楽しみ始めた彼女。
今度は、「してみたい」をもっともっと引き出して、もう少し小さい細かい作業にも繋げたいかな。
着替えや靴を履く場面にそういうことが活きてくれば、生活の幅もゆとりも生まれると思うのです。

きっと、正月の間、彼女は秘密の特訓をしていたに違いない(笑)

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