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2018年1月11日木曜日

子どもの背景には必ず家庭があることを忘れずに

職業支援者である以上、保護者抜きで子どもたちと出会うことはほぼありません。

もちろん保護者抜きで子どもを「見かける」こともありますし「会う」ことはあります。

でも、責任を持って関わるような「出会い」となるには保護者の存在が欠かせません。

事業所を通じて子どもたちと出会うこともありますが、事業所では職員が保護者代理のような存在で、事業所内での子どもたちの様子を職員から聞きながら子どもとの出会いを重ねますし、必要に応じてそれぞれの家庭についての情報提供も求めていきます。
更に必要があれば、直接保護者宛てにお手紙などを書いてやり取りもさせてもらうことがあります。



家庭は子どもたちを支える土台であり、子どもたちを育む土壌です。

それを知らずに支援など出来るはずもありません。

その土台や土壌に取って代わるのが支援ではありません。
土台や土壌が、ふかふかで豊かであり続けるようにサポートしていくのです。

親子関係、兄弟関係、学校生活、地域生活…家族や家庭が孤立してしまうと、土台も不安定になるし、土壌も痩せてしまいます。
そうなってしまわないように支えていくのです。

家庭が豊かだと子どももしなやかです。

子どもと向き合う時も、家庭のことを頭の片隅にでも置いておくと、子どもとの歩調合せも捗る気がします。

子どもは家庭に所属しているし、子どもの背景には必ず家庭があることを忘れずに。

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