息子もそうですが、最近は言葉のまだ少ない子どもと関わる機会がめちゃくちゃ多くなっています。
生徒の中にも言葉の少ない子はいますし、その弟妹たちで、自分の伝えたい思いに言葉が追い付いていない(こういう言い方で良いのか分からないけど)子もいます。
それから近所の子どもたち…
障がいの為でも、年齢のためでも、それ以外の為でも…言葉にできないというのはなかなかストレスだと思うのです。
そういう時、汲み取るということも大切かもしれないですけど、表現を引き出してあげたいと僕は思います。
(引き出して“あげる”というのもなんだか厚かましいし違う気もするけど)
そうやって彼ら、彼女らの様子を見ていると(わたしだって役に立ちたいの)というメッセージ性を感じることが少なくありません。
例えばプールに来ている未就学児のCちゃんと、その妹のSちゃん。
Cちゃん自身も言葉は少ないですし、Sちゃんもまだ幼さ故に表現が限られています。
彼女たちの様子を見ていると、一見、バラバラに好きなことを思い付くままにしているようなんですが、実はそうでもないのかな?と感じることが多いです。
目線や動きを追ってみると、Cちゃんは妹のことを常に気にかけていて、妹のことを楽しませようとしているように見えます。
Sちゃんもお姉ちゃんの様子をよく見ていて、明らかに“お姉ちゃんに向けた”笑顔を見せることがあります。
助け船も出していることもあります。
もちろん、まだまだ二人とも甘えたい時期にいますから、甘えて、お母さんをバタバタさせちゃったりもしますが(笑)
(お母さんも含めて)お互いのことを好き合って、気にかけ合って…
その様子の中に、(わたしだって役に立ちたいの)という子どもらしさと愛情に溢れた表現、メッセージを感じます。
彼女たちのそういう気持ちも含めて育むお手伝いをしていきたいと思います。
お世話をされるだけなんてイヤ!というちょっぴり背伸びしてみせる子どもたちに慌てなくて良いよ、と伝えながら、その気持ちに寄り添って、役に立てているんだよ、も伝えられたら良いな。
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